木材

当社の木質系バイオガス発電プラントでは、自然の木材や林地残材だけでなく、廃材(建築廃材など)が燃料となりますが、パーティクルボードは使用できません。廃材は通常森林で伐採する木材よりかなり低価格なので、GTSのプラントの高い収益性をさらに改善させているのです。


特徴

特徴

木くず
木くず

木材チップは発電プラントで利用される燃料として、最低限の品質規格を満たしていなければなりません。特に鉄、石やそれに順ずるもの、樹皮などといった異物の混入率が高くてはいけません。例えば剥がれ落ちた樹皮は燃料になりません。少なくとも80%の木材チップの長さは20 mmから150mmでなければなりません。長さが10mm以下の木材チップの混入率は、全体の2%を超えてはならず、長さが200mm以上の長尺チップの混入率は、全体の1%を超えてはなりません。短すぎるチップはガス炉の正常な機能を阻害することがあり、長すぎるチップは運搬システムの停止の原因となるからです。


チップの寸法はEN 14961 o ÖNORM M 7133の規格に準じています。

規格 細長い
構成
標準の
構成
太い
構成
長さ
最長
P 100 / G 100 < 10mm 20mm - 150mm < 200mm < 250mm
直径 Ø < 5mm Ø 10mm - 40mm Ø > 50mm Ø > 60mm
混入率 最大 2% 最低 80% 最大 1% 0%

森林から伐採される木材

森林から伐採される木材

森林から伐採される木材
森林から伐採される木材

森林から伐採される木材は、一年の乾燥期間(含水率を減らすため)を置いてから破砕するのが理想的です。上記に述べた木材チップを生産するためには、木材破砕機を正しく選ぶことが大切です。

木材破砕機にはディスク型、ドラム型、ねじ型があり、ねじ型がより高品質のチップを作ります。しかしながら、円錐ねじ型は、円筒形ねじに型比べ、丸太の末端部が完全に破砕されるとは限らないので、取り除く必要があります。品質の良い木材チップの生産は、最適な破砕のプロセスを選ぶだけでなく、木材破砕機の調整、使用と維持管理をいかに正しく行うかにも左右されるのです。


廃材

廃材

廃材は以下のように分類されます:

分類

詳細

A1

自然の廃材や機械で加工された廃材で、使用されていたとき、問題ない量の異物と接触したもの。

パネルのついていない無垢材

A2

接着剤、塗料、コーティング、ラッカーなどで加工された廃材で、加工に使用された材料にハロゲン有機化合物を含まず、材木に防腐剤が使用されていないもの。

パーティクルボード(使用可能だが、技術的にガス化には適さない)、ポリ塩化ビニルを含まない家具、家屋内のドア、床板

A3

コーティングにハロゲン有機化合物を含む廃材。

角のある家具やコーティングにポリ塩化ビニルでコーティングした家具

A4

防腐剤を使用した、まくら木、電柱、ホップ収穫用の道具、ぶどう棚などの廃材、または汚染物質を含むため、A1、A2またはA3の分類に属さない廃材。ただしポリ塩化ビフェニルを含む廃材はこの限りではない。

まくら木、電柱、支柱、窓、屋外のドア、柵、木製ガーデンファーニチャー

ポリ塩化ビフェニルを含む廃材

断熱材、まくら木、電柱など、コールタールが使われているもの。


廃材の処理

廃材
廃材

廃材は破砕機または粉砕機で処理されますが、その際異物(石や金属など)の混入率が高くなって機械が破損しないようにします。破砕された廃材からは、さらに小さすぎたり、大きすぎたりする異物が取り除かれます。ドラム式または星形式の異物除去装置が異物の除去に便利です。現行法によれば、ガス化にあたり通常A1とA2に分類される廃材がバイオマスとして認められます。A3とA4に分類されるもの、またはポリ塩化ビフェニルを含む廃材は認められていませんが、技術的には実際その使用に問題はありません。



Strom und Wärme aus Holz

木質系バイオマスガスによる熱電供給

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